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救急車が到着するまでの9分間、私たちにできること

更新日:2022年6月27日




心肺蘇生法とAED


中津市の令和3年度版消防年報によると、令和3年度に急病で救急出動した件数は2,326件、現場到着の平均時間は8分49秒です。その中で、現場到着まで5分から9分かかった件数は1,498件と最多を占めています。


急病の中でも心停止は、現場到着までの時間が救命の成否を大きく左右します。心停止後、救命率は1分ごとに7%から10%程度下がるとされており、救急車が現場に到着するまでの約9分間に何もできない場合には、助かる見込みは大きく低下します。できるだけ早く心臓マッサージと人工呼吸による心肺蘇生法と、AEDによる除細動を実施することが、救命率を大きく向上させる鍵となります。


中津市ではできるだけ多くの方を救命できるよう、市民の皆さんに心肺蘇生法やAEDの使い方を学んでいただく各種救急講習会を開催しています。令和3年度には、上級・普通救命講習が50回開催され計555名が参加、応急手当講習には41回で計872名が参加しました。


応急手当講習の受講申請はオンラインで簡単にできます。さらに多くの命を助けることができるように、応急手当講習会への参加をぜひご検討ください。



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