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中津流DX活用術Vol.14

~ デジタルディバイドの解消を目指して 


市民に身近な「中津流DX」

中津市では、デジタル技術を用いることで市民の生活をより良いものへと変革する、

「中津流DX(デジタルトランスフォーメーション)」を進めています。

中津流DX活用術では、市民に身近なデジタルサービスの取り組みについてご紹介します。





第14回のテーマは「デジタルディバイドの解消を目指して」です。


デジタルディバイドとは‥‥

インターネットやパソコンなどの情報通信技術を利用して、それらの恩恵を得られる人と、うまく利用できないために恩恵が得られない人との間に生じる格差のことです。

具体的には、インターネットやブロードバンド等の利用可能性に関する国内地域格差を示す「地域間デジタル・ディ バイド」、身体的・社会的条件(性別、年齢、学歴の有無等)の相違に伴うICTの利用格差を示す「個人間・ 集団間デジタル・ディバイド」、インターネットやブロードバンド等の利用可能性に関する国際間格差を示す「国際間デジタル・ディバイド」等があります。

中津市では、年齢間の格差をなくす取り組みを進めており、特に高齢者向けのスマホ講座や相談会を開催しています。


格差解消のためには、気軽に相談できる場や参加できる教室が求められています。

今回は二つの取り組みを紹介します。


・スマホ体験講座

・スマホ相談会



スマホ体験講座





各地域の公民館やコミュニティセンターで定期的に講義形式で開催しています。市内にある携帯ショップのスマホアドバイザーなどの方々にサポートしてもらいながら実施しています。

スマートフォンの機能紹介・インターネットの活用方法・SNSの使い方・オンライン申請方法などについて、

実際にスマートフォンを操作しながら体験してもらいます。

講座を受講したことで、「中津市公式LINEアカウントを友だち登録して様々な情報を受け取れるようになった」や「オンライン申請に挑戦してみた」といった声をもらいました。SNSやHPは、紙の市報と違ってリアルタイムにより多くの情報を入手することができます。オンライン申請は、時間と場所を選ばずに手続きできます。このようなデジタル化の恩恵を一人でも多くの市民が享受できるようにさらに取り組みを進めていきます。





スマホ相談会


令和5年10月17日(火)ゆめタウン中津にて、中津市社会福祉協議会・中津市介護長寿課主催で〈シニアほっと元気ステーション“よりあ”i n ゆめタウン中津 「おしえてスマホ(スマホ相談)」〉を開催しました。

スマートフォンの操作が苦手な方のために、デジタル活用支援員が相談役となり一対一の対面形式でスマートフォンに関して何でも相談できる場を設けました。デジタル活用支援員とは、研修を受講してスマートフォンの基本的な使い方などを教えることができる市民のことです。

大型商業施設の一角で開催したため、買い物や施設を利用する「ついで」に相談する人が多くいました。また、相談内容は非常に簡単な内容が多く、「携帯ショップに行って聞くのは恐縮するけど、ここなら相談しやすい」と言われることが多かったです。

今回の取り組みで、スマホ体験講座以外にも「ついでに」「なんでも相談できる場」が求められていることを実感しました。こういったニーズに応えることで、スマートフォンの操作が苦手な方々のデジタルスキル向上につながると考えます。今後このような取り組みを継続的に実施できるように実施方法を検討していきたいと思います。





デジタル技術を駆使できるようになると自分たちの生活が豊かになります。

一人でも多くの市民がそのような豊かさを享受できるように取り組みを進めていきます。

そしてその先に、市民一人ひとりがデジタル技術を駆使した市民主体の地域運営・地域づくりが行えるまちにしていきたいと考えています。


中津市が進める“中津流DX”

生活の中に溶け込んだデジタルに順応したサービスを創造・転換していくことが我々行政に求められています。


〜 デジタルによる恩恵を全ての市民に 〜


そんな思いで様々な分野においてデジタル化を図り、人の温もりが必要な場面に注力できる“中津流DX”を進めていきます。




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