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被災箇所報告を迅速かつ効率的に

更新日:1月18日

防災危機管理課 秋吉



チャレンジした内容


災害が発生すると、担当職員は現場確認や被災件数等の報告・集計、復旧方法の検討、地元協議といった突発的な業務が発生し多忙となります。

現場確認の際に被災報告まで完了するシステムを整備することで、担当職員の負担を軽減し、早期復旧、市民の安全・安心につなげることを目的として、被災箇所のオンライン報告に取り組みました。


この取り組みについては、昨年度に関係課の協力により実証実験を行っており、そこで出た要望などを踏まえて令和4年度より本格運用することになりました。

運用開始前には関係課を集め事前の説明会を行うなど、災害発生時に慌てることのないよう準備を行いました。


オンラインで集めた報告データについては、コピー&ペーストで簡単に復旧経費の集計ができるエクセルファイルを作成したことで、今まで各部署ごとのデータを個別に集計していたころと比べて格段に効率的になりました。




また、個別の被災箇所状況に関する報告書を作成したいというニーズに対応し、LoGoフォームのオプション機能を使ってPDF帳票を自動的に作成できるようにしました。



チャレンジャーからの一言


今年度は7月の豪雨災害時には329件、台風11・14号災害時には245件の報告があり、従前と比べると、被災状況の迅速な把握や集計の効率化に大きく寄与したと思います。


一方で、個人所有の端末の使用を前提とした運用に抵抗があるといった意見もありました。


今後は報告を受ける対象(普通財産や住宅支援補助など)を増やし、幅広い被災情報を集計できるようにしていきます。



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