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最も難しい変革とは




DXで変わるもの・変えなければならないもの


DX(デジタルトランスフォーメーション)とはデジタル技術で私たちの暮らしが変わっていくことを指すことばです。

中津流DXでは、まずは職員自らが変わっていく必要があると考えていますが、具体的に何を変える必要があるのでしょうか?


デジタル社会で活躍する自治体職員となるために必要な「変革」を抽出し、分類してみました。



デジタルに苦手意識がある方は「デジタルツールの活用スキル」を不安に感じている方が多い印象ですが、実は、この中で一番重要でかつ変えることが難しいものは「価値観」、「慣習や慣行」といった私たちの意識ではないでしょうか?


 

重要なのは「意識」の変革


関係部署が集まった会議を開催し、議事録を作成する事務をイメージしてください。


会議事務の効率化に活用できるツールとしては、AIを活用した「議事録作成システム」で文字起こしを自動化したり、ChatGPTなどの「生成AI」を使って議事録の要約を簡単に作成できたりする環境が整いつつあります。

こうしたツールを効果的に使うスキルももちろん大事なのですが、その前に自問してみましょう…。


  • その会議、議事録を一言一句残す必要がありますか?

  • その会議、全員を集めて行う必要がありますか?



議会などを除き、一言一句議事録を残さなければならないことをルール化している会議はそれほど多くないはずです。仮にルール化されていたとしても、必要性を改めて検証した上でルールを変更するという選択肢もありですよね?


また、会議自体も全員が同じ会議室に集まるのではなく、例えばチャット上でやりとりした履歴を議事録としたり、オンライン会議システムを使って会話した内容を録画しておき、議事録代わりに保存する、といった方法で支障がない場合も多いのではないでしょうか?


DXとは私たちの暮らしが変わる大変革です。今の時代にあわせて仕事のやり方そのものを見直すきっかけにしたいですね。


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