消防本部 亀井
チャレンジした内容
消防署の業務は、火災や救急などの緊急事態に迅速に対応し、人命を救うことです。
そのため、消防車や救急車などの車両や、消火器や救急道具などの各種備品が、いつでも正常に使用できるように、日々の点検と整備が欠かせません。
しかし、消防署の点検作業は、点検簿を印刷して記入するなど、アナログな手続きが多く、上司の承認や保管にも時間と手間がかかっています。
そこで、各種点検簿を電子化し、1つのオンラインフォームにまとめることを検討しました。
【期待される効果】
スマートフォンやタブレット端末から、点検項目をその場で入力できるため、業務の効率化が図れます。また、点検簿の印刷が不要になるため、資源の削減にもつながります。
点検結果をリアルタイムで確認できるため、異常の早期発見や予防保全につながります。
点検項目がデータとして管理されるため、保管場所の確保や保管期間終了の廃棄作業が不要になります。
点検結果のデータを分析することで、点検の頻度や内容の見直しなど、業務改善に役立てることができます。
チャレンジャーからの一言
点検漏れを防ぎ、点検時間を短縮するために、点検項目の入力をできるだけ省き、選択式にするなどの工夫を行いました。
なお、運用後は、改善点を署内でもらい、修正することで、さらに使いやすいものにしていきたいと考えています。
今回の取り組みをとおして、自分の部署には紙媒体で運用している事務が多いことに気づきました。
今後は、部署内のペーパーレス化を進めると同時に、職場体験などのオンライン受付など市民向けサービスのデジタル化に向けて取り組んでいきたいと考えています。
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