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保護者と学校らくらく連絡アプリ

更新日:2月5日

学校教育課 小野、川口、折元





チャレンジした内容


小中学生がいる保護者の方でこんな経験をしたことはないですか?

  • 学校に欠席・遅刻連絡したけど、電話が不通

  • 学校からのプリントをなくしてしまった


実は小中学校の教員はこのようなことに困っています。

  • 欠席・遅刻連絡の電話対応が大変、内容を集約するのに一苦労

  • 配布するプリントの作成準備が大変


この原因は、保護者と学校をむすぶ連絡手段が「プリントの配布」や「電話連絡」などのアナログ手段のみというところにあります。 


 

保護者と学校をむすぶ連絡手段をデジタル化できないだろうか


現在、多くの方がスマートフォンを利用すれば「いつでも・どこでも・誰とでも」連絡が取れる環境にいます。そのような環境に少しでも近づけるように、保護者と学校のコミュニケーションツールである保護者用連絡アプリ「すぐーる」を導入しました。

「保護者」と「学校」双方向での連絡を可能とすることや、学校から関係団体への連絡も行うことができるツールです。

 




「すぐーる」を導入したことで下記三つの効果を得ることができました。

 

保護者へ情報伝達の確実性向上

・一斉の連絡などを直接保護者に届けられるようになり、情報伝達の漏れがなくなった。

・電子化された資料を閲覧できるため、学校への問い合わせ電話が減った。

 

電話対応の負担軽減及び情報の一元化

・児童生徒が約500名規模の学校では、毎日20~30件かかってきていた電話連絡がなくなった。

・届いた情報は一元管理されるため、全教員が共有でき、入力作業や伝達が不要となった。

 

学校における働き方改革に貢献

・プリントを配布する必要がなくなったため、電話連絡や大量のプリントの印刷や仕分け、担任の先生の配布作業などこれまで行ってきた多くの業務がカットされ、「学校における働き方改革」に貢献している。

・配信グループ(チャネル)を作ることで、学校から関係団体への連絡が簡単に行えるため、配布物を準備したり取りに来たりする手間がなくなった。





 

チャレンジャーズからの一言


システム導入する中で、保護者や各小中学校に負担がかからないよう工夫しました。初期設定や操作方法を覚えてもらう必要はありましたが、保護者には操作に関する問い合わせ対応を行うサポートセンターを利用できるようにし、各小中学校にはシステム操作の研修動画がいつでも視聴できる環境整備や名簿の登録作業を学校教育課で行うなどしました。


各小中学校への調査では、全31校中30校から業務の削減に「大いにつながっている」「少しつながっている」という回答ももらいました。





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