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中小企業支援におけるデジタル活用

更新日:2023年3月17日

チーム「貴 あんど 敏」



チャレンジした内容


中津市では、新型コロナ感染症対策として様々な中小企業支援策を行ってきました。

これまで、各種支援策の申請については、郵送以外は窓口に来場し手続きを行う必要があり、申請する事業者にとって時間がかかるものでした。また、締め切りが近づくと窓口が混雑し、対応する職員の負担も大きくなっていたことから、令和3年10月より開始した2つの支援策(給付金)より、オンラインで申請ができるようフォームを作成しました。 受付開始後より、オンライン申請が多くを占めるなど、申請者の利便性向上や迅速な給付、感染防止などに効果があったと考えています。


また、地域経済の再活性化のために発行したプレミアム商品券について、従来、紙ベースで提供されていた登録店舗情報をGoogleマップを使って取得可能にしました。 マップをデジタル化することで、券種ごとに利用可能な店舗がわかりやすくなったほか、店舗情報が更新された際も自動で反映されるため、利便性が向上しました。



チャレンジャーからの一言


【給付金のオンライン申請】 令和2年度から企業説明会の中小企業へのオンラインアンケートなどの取組みを行ってきたこともあり、あまり抵抗なく今回のオンライン申請の導入を決めました。

今回は、庁内初の「補助金申請電子フォーム」だったため、フォームの設定方法などに苦心しましたが、売上減少率や補助金額の自動計算機能を盛り込むなど、申請者と職員の事務負担軽減が図れたのではと考えています。

オンライン申請を導入したことで、窓口での申請者が大幅に減少し、混雑することもなく、窓口での丁寧な対応につながったと思います。また、ホームページアンケートでも「電子申請は分かりやすく入力も容易で良かった。」との感想をいただきました。

しかしながら、申請されたデータの中には、間違って入力されているところもあり、さらなる“わかりやすさの追求”が必要と感じています。

 

【プレミアム商品券登録店舗のマップ化】 地図に位置情報を読み込ませる単純な作業ですが、商品券利用開始後すぐに提供することができるように取り組みました。取り組むまでは、正直、市民サービスとして活用できるかは不安でしたが、テストに参加した職員から「とても便利」との声をもらいました。 ただ、今回の作業手順では、Googleマップ上でしかデータを活用できないため、他のアプリ等でもデータが利活用できるよう、店舗情報収集の段階で検討しておく必要があったと課題も感じました。 DXを進めるためには、異なるツールをいかに効率よく組み合わせるかがポイントだと思うので、今後のサービスに生かしていきます。


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