建築指導課 中村
チャレンジした内容
平成30年の大阪北部地震の際、ブロック塀の倒壊により犠牲者が出たことから、危険ブロック塀の除却補助金制度が創設されました。しかし、利用件数が伸び悩んでいたことから、気軽に事前相談できる環境をつくり、危険ブロック塀の除却促進を図る必要がありました。
事前相談の受付方法は窓口・電話対応のみでしたが、気軽に相談できるようオンライン受付を新たに導入しました。また、従来の電話対応等で課題となっていた
所在地の特定に時間を要する
相談者が現場立会しない(できない)場合、対象の誤認が発生し兼ねない
明らかに補助金対象外であるケースの相談も多い
といった課題を解決できるよう、フォーム作成時には以下の点に留意しました。
フォーム入力時に、補助金の最低限の条件を確認⇒該当する場合のみ受付
ブロック塀の所在地をマップにポイントしてもらい、正確な位置情報を入手
ブロック塀の写真を添付してもらうことで、除却対象を正確に把握
チャレンジャーからの一言
オンラインフォームの作成自体に不慣れだったので、構成を考えるのに時間を要しました。現状は高齢層の申込みが多いのですが、受付手段を増やすことで、若年・中年層(中古住宅購入者や空き家の相続者など)の利用者数を伸ばしていきたいと考えています。
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