上下水道部総務経営課 宮本
チャレンジした内容
水道の使用を開始する際や中止する際の手続きについて、オンラインで申請できるようにフォームを作成しました。作成にあたっては、実際に受付事務を行う受託事業者と一緒に業務フローを見直したほか、運用開始後も「利用者によりわかりやすく」するため、フォームの改善を続けています。
チャレンジャーからの一言
デジタルは難しい」というイメージを持っていましたが、以前から「インターネットで受け付けしてほしい」という声をいただいていたので、オンライン化に挑戦しました。 実際に受付を行う受託事業者さんも、最初は「デジタル化への抵抗感」がありましたが、コミュニケーションを密にしながら協議を進め、最終的には「より良いものをつくろう」という目標を共有でき、積極的にアイデアを提示していただきました。 また、フォーム作成については、他自治体のフォームも参考にさせていただきました。 運用開始後、少しづつ申請件数も増えてきており、さらなる利用促進に努めたいと思います。また、下水道や浄化槽の届け出のオンライン化にも挑戦したいです。
【新たなチャレンジ 3月1日追記 】
上下水道部のデジタル化を加速させるため、オンラインで出来る手続きを日々拡充しています。
オンライン化した手続き(3月1日時点) |
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【例:公共下水道・農業集落排水処理施設使用者異動届】
下水道(地下水使用)や農業集落排水処理施設を利用している家庭では、使用人数に応じて料金を算定しており、使用人数に変更があった場合は、届出により変更の手続きを行っています。
しかし、この制度を把握していない使用者が多く、実態に応じた変更がなされていない状況であったため、今年度より使用者に対して人数変更の有無を確認する通知を送付しており、この通知書にオンラインフォームへのQRコードを掲載するようにしました。
【例:指定給水装置工事事業者指定申請】
指定給水装置工事事業者とは、給水装置工事を行うために必要な一定の資格をもって、中津市に登録されている工事業者です。市内業者に限らず指定の申請が可能であるため、市外からの申請も多いのですが、5年ごとに更新が必要であり、窓口での申請や電話での問い合わせが多く、また添付書類や記載漏れも多いことから、新規・更新の両手続きのオンライン化を行いました。
オンライン化に際しては
質問文や説明を工夫することで、回答者がわかりやすい内容に
必須項目設定などで記入漏れや書類の添付漏れを防止
指定様式へのPDF出力を行い、決裁などに利用
関係部署や事業者と使いやすさについて事前に十分協議
といった視点に留意しました。
今後は実際にフォームを運用しながら、利用者の声を聴き、さらに改良していきます。
また、フォームは作ることも大事ですが、使ってもらうことも重要なため、利用者に対する周知の方法や市役所内での連携(市民課の異動情報との連携など)を検討していきたいと思います。
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